●25日目(2016/6/20) 永眠2日前

<バイタルサイン>

体温  36.4
血圧  93-53
脈拍  85
酸素飽和度 93%
昼(往診時)
体温  36.5
血圧  86-47
脈拍  82
酸素飽和度 97%

体温 36.3
血圧 83-52
脈拍 ?
酸素飽和度 93%
オプソ(モルヒネ)服用: 2回
体調: 痛みを訴えたのは未明に一度だけ。
体を起こそうとする動作はなくなり、ずっと横になったまま寝言

 

※母が育てた庭の花をとってきて、ベッドから見えるように置いてみました。(弟の嫁さんに生け花してもらいました)

 

 

<1日の様子>

0:00 うわごと。話聞く。

3:30 「痛い」「暑い」
オプソ、デパス (オプソが「おいしい」と言う)
薬飲んでうちわであおぐとすぐ寝る

6:30 寝言のようなうわごと。目はずっと閉じている。
体起こしたり会話して落ち着く。
トイレしたいと言うが、私以外の家族がそのとき家にいなかったのでおむつにそのままするように話したら納得。
 ◎介助1人でトイレ移動はもう無理と判断

9:00 訪看。
体拭く。おむつ交換(大小出ていた)
体を拭いている間、痛がるのでオプソ+デパス
看護師さんが変える頃、落ち着いて寝る。

15:00 親戚お見舞い

15:30 医師往診。
◎新しい薬の使い方指示
口から薬が飲めなくなったときや現在の薬で効かないときのための手段
今の状態で大丈夫なら使わなくてもよいとのこと
●ハルシオン(粉)…睡眠薬
●アンペック(座薬)…痛み止め
 ずっと寝ている。

18:30 ご近所さんお見舞い。
足マッサージ。その間ずっと「ありがとう」とつぶやいている。
◎いつも来てくれていたこのご近所さんに、周辺の親しい方に知らせてもらうよう、私からお願いしました。(まだ意識がしっかりしているとき、母はお見舞いを断っていた。苦しいところを見られたくなかったのだと思う)

20:00 訪看。
座薬(セニラン)
おむつ交換(左右に傾けるときに痛がる)
尿出ていない。

23:00 ずっと夢の寝言を話し続けている
叔母の名前を連呼
昔の夢を見ているような?

 

「良かった良かった」「すごいなー」「ありがとう」
看護師さんによると、このような良い言葉が出ているときは痛みがなく幸せな気持ちでいるとのこと。
入浴の手配をしているけど様子を見て決めることにする。
ちょっと体を横に動かしても嫌がるので、私はやめた方がいいと思う。
(→結局キャンセル)
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母の意識の中で幼い頃の記憶が繰り広げられていたのでしょうか、しきりに叔母たちの名前を呼んでいました。
年老いても大変仲がよく、しょっちゅう旅行にも行っていた二人のお姉さんです。

つぶやく内容から、そのお姉さんと遊んでいたり学校に行ったりしている様子でした。
「なんで〜」「いいなーそれちょうだい」「早くいこ」「ちょっと待ってー」
微笑んだり残念そうだったり、表情と言葉で光景が想像できました。
聞いていると母の子ども時代に私もタイムスリップしているような感じでした。

 

幼少時の記憶には、当然私たち子ども3人は登場しません。

何度も叔母の名前を呼んでいました。
「○○ちゃん(叔母の名前)ありがとう、ありがとう」と言うので、
私が、
「○○ちゃん(叔母の名前)じゃないよ、○○(私)だよ」と笑って言うと、薄く目をあけて、
「あ、そうかー」と不思議そうにしていました。
そして、私・弟・妹の名前をはっきり言ったあと、
「ありがとう、ありがとう」と言ってくれました。
私はずっと手や足をマッサージしながら、
「うん、ありがとう、ありがとうね、お母さん」と
家に誰もいなかったので遠慮なく泣きながら話しかけていました。
看護師さんの言うように、母に痛みがなく幸せな気持ちでいてくれるならそれで十分でした。

 

ちょっと不思議だったこの頃のうわごと。
「なんでー、なんでー」と、眉をひそめて何度も言うので、
「どうしたの?何に困ってるの?」と聞くと、
「なんでそこにいるのに連れて行ってくれないのー、くそジジイ!」と。
その場で聞いていたみんなで思わず笑ってしまいました。
母がくそジジイと呼ぶのは父しかいません。
父がすぐそばに来ていたのだと思います。

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