平成28年6月22日、母が逝きました。
「スキルス性胃がん」という病名を聞かされてから、2ヵ月もありませんでした。
私は毎晩母のとなりで寝ていたのですが、その日はなぜか朝5時に目が覚めました。
気になって覗き込んでみました。
呼吸の音がしない。
しかし触れるとあたたかい。
おだやかな表情で、眠っているように見えました。
夜中の3時に見たときには確かに息をしていたのに。
しばらく呼んでみたり胸のあたりに耳を当ててみたりしました。
病院での治療をやめて家に帰ってから約1ヵ月。
毎日、この日を覚悟してきました。
きっと旅立つ瞬間を教えてくれたのだ、
きっと魂はまだこの部屋にいるだろう、
そう思って心の中で
「おつかれさま、ありがとうございました」
とつぶやきました。
そして、他の部屋で寝ている弟を起こしに行きました。
悲しみと落胆と覚悟の壮絶な感情の入り混じった日々。
でも毎週帰省してたくさん母とは話すことができました。
感謝も伝えることができました。
後悔はありません。
しかし。
自宅で介護している間、
在宅緩和ケアについて情報を求めていろいろ調べましたが、
知りたいことがなかなか見つからず、結局右往左往した1ヵ月でした。
家で看取るという選択の是非。
緩和ケアの実情。
死期の前兆。
自分が知りたかった答えが出た今、
それはひとつの参考事例としてこれから在宅緩和ケアをする人の役に立つかもしれない。
落ち着いたら、少しずつブログに公開していこうと思っています。
辛い体験でしたが私は大丈夫。
子どもたちがいます。
いつまでも引きずっているわけにはいきません。
きっと母も私が前向きにがんばっているところを見守っていてくれるはずです。
まずはご心配してくださった方に報告しなければと、月命日の今日、ご報告することにしました。
前回の投稿で、あたたかいメッセージやniceクリックくださったみなさま、本当にありがとうございました。
あとみみさん、貴重な情報をお寄せくださったのにお返事できないままでごめんなさい・・・
実家でコメントを見て元気と勇気をいただいておりました。
それから事情をお伝えしていた友人・知人のみなさま、ご心配くださり本当にありがとうございました。
心より感謝を申し上げます。

コメント一覧
  1. DANKAI_Gen より:

    亡くなった瞬間にお知らせがあったんですね。
    こんなこともあるんですね。
    ご冥福をお祈りいたします

  2. ご冥福をお祈りいたします。
    つらいでしょうが、落ち着いたらでいいので少しずつでもブログに公開お願いします!

  3. かーちゃ より:

    > DANKAI_Gen さま
    ありがとうございます。
    普通目覚めることのない時間帯だったので、目が覚めたときにそんな気がしました。その頃九州は連日の豪雨。激しい雨音が聞こえる中、なんだか不思議な感覚でした。
    > トレンダー櫻井 さま
    ありがとうございます。
    介護中ずっと記録をつけていたので、それを見ながら記事にしていこうと思っています。いつも応援してくださっていること、本当に嬉しくありがたく思っております!

  4. ハマコウ より:

    亡父は病院で突然の最期を迎えたのですが よく帰りたい帰りたいと言っていました。それを悔やんでしまいます。
    家でたくさん話すことができ感謝を伝えられたことは何よりだったのではないでしょうか。
    ご冥福をお祈りします。

  5. かーちゃ より:

    > ハマコウさま
    母にとってこれが良かったことなのかどうか、私も弟妹も最後まで確信を持てませんでしたが、そのように言っていただけて救われる思いです。きっとこれで良かったんですね。
    あたたかいお言葉ありがとうございます!

  6. newton より:

    介護、お疲れさまでした。我が家では、母親が病院にいますが、小生のことも分からない状態です。話ができただけでも良かったと思います。ご冥福をお祈りいたします。

  7. かーちゃ より:

    > newton さま
    生きているのに会話できないというのは、また別の悲しさがありますよね。私の母も最後の数日がそうでした。newtonさんのお母様、どうか回復されますようお祈りしております。温かいお言葉、ありがとうございました。

  8. デジカメ より:

    安らかに旅立てたようで良かったと思います。
    私も祖父や伯父をガンで亡くしました。
    今はガン治療薬を開発している会社に投資して、ガンが治る病気になる日を夢見ています。

  9. かーちゃ より:

    > デジカメさま
    お久しぶりです。コメントありがとうございました。
    親しい方がガンで他界した経験をお持ちの方は多いですよね。最近は3人に一人とか、2人に一人とか聞きます。
    治療法開発への投資は、解決への具体的な行動としてとても素晴らしいことですね。

  10. yumiko より:

    謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
    存じ上げなかったとはいえ、タイミングの悪い時にメッセージをあげてしまい、申し訳ありませんでした。
    介護お疲れ様でした。最期を自宅で看取ってさしあげられてたのは、功徳になったのではないでしょうか。

  11. かーちゃ より:

    > yumikoさま
    誰かと思ったらリア友でしたか笑
    とんでもない、こちらこそ急な展開で話す暇もなかったのでどうか気になさらないでね!夏本番となりましたが、体調崩さぬようご自愛くださいませ。

  12. saia より:

    かーちゃさん、先月中旬私の方でも近くに住む大好きな伯母が突然亡くなり、多忙にしていたため記事の更新に気がつかず、大変失礼いたしました。
    お母さま天に召されたのですね。
    心よりお悔やみ申し上げます。
    安らかな寝ているようなお顔をした最期だったとのこと、きっとかーちゃさんが隣に寝ていてくれて安心して旅立たれたのだと思います。。。
    かーちゃさん、お母さま、お疲れさまでした。
    ご冥福をお祈りいたします。

  13. かーちゃ より:

    > saiaさま
    おひさしぶりでございます。
    コメントありがとうございます。
    saiaさんの親しい方にもご不幸があったのですね...
    ご冥福をお祈り申し上げます。
    人の死は天に召されることであり、決して故人にとって不幸などではないと頭でわかっていても、やはり愛するひとを失う寂しさはどうしようもないですよね...
    いま、四十九日と初盆で実家に帰省しております。全国的に大変な猛暑となっておりまますが、体調崩されないようどうぞご自愛くださいませ。

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