2014年10月31日。
月末の金曜日の午前中、法人地方税を納めたあと、話し合いの時間を作りました。
どうしても自分の中古車業を続けたい元オットは、
自分の弁護をしてくれる知人を連れてきました。
どれだけヤードに価値があるのか、
どれだけ可能性があるのか。
その主張を私にわからせるために味方してもらおうと思ったようです。

 

 

最初に来たのは日本人の同業者Eさん。
ご自身でも板金修理の会社を経営している方で、
設立当初から大変お世話になっている年配の方です。

 

私はこの方を大変尊敬しています。
中古車業界って、なんだか知性が低くてズルイ人が多いイメージですが、
この方は一貫して腰が低く温厚な態度で元オットにも私にも接し続けてくれていました。
元オットは、このEさんが加勢してくれたら私が納得すると思ったようです。
仕事でお忙しいのに、内輪もめに巻き込んでしまって本当に申し訳なく思いました。

 

最初は、解体許可のあるヤードの希少価値を元オットに代わって
説明してくれていたEさん。
元オットの頑張りの様子も力説。
「◯◯さん(元オット)は本当によく頑張っている。
奥さん、もう少しだけ支えてあげてくれないかな。
生活費も5ヵ月くらい奥さんに頼っているって聞いたけど、
もう少しでよくなると思いますよ?」
とEさんが私に言うので、私は、
「5ヵ月?いやいやEさん、5年ですよ(笑)」

 

それを聞いたEさん。えっ?という顔になり、

 

「・・・そりゃダメだ!!」

 

Eさんが来て30分後。
元オットに向かってEさん、
「もうやめた方がいい!
ヤードより家族が大事でしょう?
あの土地を使いたい人が誰かいるならその人に譲ったらどうだい?」

 

元オットは、
援護射撃をしてもらうためにつれて来た人から
自分が説得されるハメになってしまいました。

 

同じ日の午後。
雨の中、今度は元オットと二人で税理士先生のところに行きました。
私の決断が私だけの意見ではないことを教えるために。

 

先生は一枚白紙を取り出し、
元オットの前で売上高、商品棚卸高、売掛金、経費、etc、、、
と、金額を上から書いて話し始めました。
先生:「私は自動車の業界のことはわかりません。
でもこうやって計算すると、『債務超過』と出ています。
こうなると会社はあぶないと言われているので、
やめるべきだと言いました。」

 

元オット、その紙を見ながら憮然とした態度で聞いています。

 

「債務超過って、わかりますか。
今すべてのものをお金に換えても、借りている分を返せない状態です。
普通はとっくにつぶれてるんだけど、
おたくの場合は他に儲かっている人がいましたね?
それで何とかなっていたんです。」

 

先生は、可能な限りわかりやすい日本語で話してくれているようでした。

 

元オット。
「奥さんの仕事はお金かからないからね。儲かるのは当たり前。」

 

先生はため息をつきながら、
「いやそうじゃなくて。
◯◯さん(元オット)もお金かけてもちゃんと利益が出たらそれでいいんですよ。
でも出ていないから、いつまでも足りないんでしょ?」

 

根気づよく紙に図を書いてみせたりしながら説明してくださいましたが、
元オットは納得しません。
しまいには、
あなたはアカウンティング(経理)の専門家。
わたしは車の専門家。あなたに車のことはわからない。」
そう言い放って、席を立ってしまいました。

 

何百もの会社の経理を見てきた人が、
このままだとつぶれる、と言っている。
商売の種類が違ってもつぶれるときの理由は同じ。
しかしそれを屁理屈こねて受け入れようとしない元オット。
せっかく先生に時間を割いていただいたのに
徒労に終わりました。

 

元オットは、
「あなたは、わたしの言うことよりも
先生の言うことを信じるんだね。
ガッカリだ
と言いました。

 

話し合いが進むほど、
私もガッカリしていきました。
ここまでアホだったかと。

 

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