借金地獄の人にこそ読んでほしい本です。

 

といっても、

これを読んで長財布を買ったらすぐに借金地獄から解放されるというわけではありません。

ただ、お金に対する考え方、生きることへのスタンスが変わります。借金体質が変わるのです。

 

お金の扱い方には、人生観や価値観が現れます。
その結果人や仕事が集まってきて、お金も集まってくる。
そのシンプルな仕組みを解説している本です。

 

「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」亀田潤一郎

2010年にヒットして話題になった本です。

書店で平積みされていて、さらっと冒頭部分だけ立ち読みした記憶があります。

 

2010年といえば。

私は夫婦でやっていた会社が大赤字で借金地獄真っただ中にありました。

 

この本を立ち読みしたときの心の声。

お金に苦労したことないリッチな税理士が書いた本か〜

儲かってる社長はみんな高価な長財布使ってる、だから高価な長財布を使えば貧乏人も豊かになるってか??

そりゃーお金持ちはお金があるから、高価な財布が買えるんでしょうよ!明日の家計も綱渡りなのに、数万円の財布なんか買えるかいっ!

 

 

そう心の中で毒づいて、「はじめに」と、目次だけ見て買わずに陳列棚に戻したのでした。

 

 

あれから6年。

 

 

私の借金地獄は、2年前に離婚して会社を抜けることで終わりを迎えました。

興味があったら見てね→【回顧録】借金と離婚のいきさつ 記事一覧

(いや借金そのものは全然あるんだけど、「返済しても減らない地獄」ではなくなった)

 

 

平穏な日々を過ごせるようになり、粛々と過去の借金清算を進めている今日この頃。

以前は精神的平穏を求めてスピ系の本や精神論的な本ばかりを読んでいたものですがw、離婚後はいろんなジャンルの本やTVを楽しめるように。

たまに図書館に出向いて未開拓分野の本をランダムに借りてみたりしています。

 

 

そんなときに目に入った、「長財布」の本。

そーいえば冒頭部分にイラっときて買わなかったけど、ずーっと気になってたんだよなぁと思い出し、借りてみました。

 

 

 

なんと。

 

中盤から後半、涙ぐみながら読みました。

 

 

今は裕福な著者もかつては極貧だった

 

この著者、今でこそ税理士として成功していますが、

学生の頃、親の会社が倒産し家も全財産も失って、ご本人も借金の一部を背負うことになり、 それは壮絶な極貧生活を送っていたそうです。

正社員で勤めながら深夜アルバイトもかけもち。

人一倍、お金に苦しんだ経験の持ち主でした。

 

「お金が憎くて仕方がなかった」

「お金がない、負債を抱えている。そのことばかりを考えて身動きがとれなかった」

「いくらあがいても現実を変えられないならせめて妄想して気持ちだけでも変えようと思った」

「たとえ1ミリでも、足を踏み出せば前に進む」

 

お金がなくてもできる方法…たとえば美術館に行くとか勉強するとかお遍路にいくとか10年後の幸せな妄想をするとか。

そして目の前にあるやるべきことから逃げずに進んできた結果が、今なのだそうです。

 

 

あー!!

これ、どうして借金地獄で最悪だった頃に読まなかったかなあ、自分!!

以前、冒頭部分と目次見出しだけで内容を勝手に決め付けて本編を読まなかったことを後悔しました。

(でもいろんなことが通り過ぎて、乗り越えた今だからこそストンと解釈できるのかも…)

 

お金づきあいは人づきあい

著者は税理士として数百人もの経営者や資産家と接したきた人です。

その経験の中で、お金をたくさん持っている人の共通点が見えてきたと言います。

それは、「お金に人格があるものとみなして大切に丁寧に扱っている」こと。

ぞんざいにたくさんのレシートやカード類と一緒に放り込むようなことはせず、お金が心地よく過ごせるように気を使っているということで、長財布はその現れだということ。

 

 

お金にがめついとか執着しているということではなく、必要なとき必要な場所や人へ愛情を持って送り出すことも大切だそうで、税金も気持ちよく払う人にさらにお金が集まってくると書いています。

「節約に頭をひねる前に、まず目の前のお金を大切に扱うことがお金に好かれる出発点」とも言っています。

 

借金で頭がいっぱいになると、なんでこんなに苦しめるんだ、とお金を憎む気持ちが強くなってきます。そのくせ本音はお金が欲しくて仕方がない。愛憎入り混じった感情に支配されます。

でも借金で苦しい思いをする前は、たくさんの楽しいこと嬉しいことにも使われてきたはず。そのことへの感謝をつい忘れて、苦しみの元凶だと思ってしまうものです。

まずその考え方をリセットすることが大切なのだと、気がつかせてくれます。

 

本当にお金持ちはみんな長財布?

 

私は仕事上、経営者と接する機会が多いのですが、必ずしも長財布ではないように思います。

二つ折りのシンプルな財布を持ち歩いているお金持ちを何人も知っています。

 

 

財布の価格×200が年収とよく言われますが(この本にも書いてある)、これもジンクスだと思います。

ヴィ○ンの財布持っててお金遣いが荒く金欠気味な人、いますよね笑

 

 

財布自体の価格ではなく、大切に清潔に使っていること。

払い方、渡し方がスマート。出てくるお札もキレイであることが多い。

これがお金に余裕のある人の共通点だと私は思います。

 

 

そういえば、離婚した元夫(借金王)の例。

財布はちょっといいものを買っても、常にお尻のポケット。レシートやらカードやらでパンパン。

いろんなものとごちゃまぜに入っているお札はヨレヨレ。

そして、レジでお金を払うときにカウンターに放り出すように投げて出していました。

これではお金に好かれるはずはないよな〜と、思いました。

 

 

結局、人への誠実な接し方が、お金の扱い方にも現れるということなんだと思います。

財布を長財布に変えればお金が集まるのではなく、

人に誠実にあろうとすると結局その橋渡しとなるお金も大切に扱うことになる、結果的にキレイな場所(財布)に保管する意識を持つようになる、ということです。

 

 

借金が膨らんでしまう前、

もしかすると人や世の中をナメていなかったか?感謝を忘れていなかったか?その結果、お金が離れていっているのではないか?

この本を読んで、私はそんなふうに過去を反省しました。

 

 

 

今、お金のことで苦しい思いをしている方。

ぜひ読んでみてください。

暗いトンネルから抜け出すためのキッカケがつかめると思います。

 

 

 

お役に立てれば幸いです。

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